【業績でみる株価】ワイズテーブルコーポレーションは17年2月期第2四半期累計が大幅増益で通期も大幅増益予想

 ワイズテーブルコーポレーション<2798>(東2)が10月13日発表した17年2月期第2四半期累計(3~8月)連結業績は大幅増益だった。そして通期も大幅増益予想である。株価は三角保ち合いの形だが、好業績を評価して上放れが期待される。

 17年2月期第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の77億08百万円、営業利益が同2.6倍の2億66百万円、経常利益が同98.0%増の2億72百万円、純利益が同13倍の1億62百万円だった。カジュアルレストラングループが新規出店も寄与して好調に推移し、高級レストラン事業のXEXグループの損益も回復基調となった。

 通期の連結業績予想は前回予想(4月14日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.0%増の156億06百万円、営業利益が同2.8倍の5億53百万円、経常利益が同2.5倍の5億82百万円、純利益が同2.9倍の3億27百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が48.1%、経常利益が46.7%、純利益が49.6%と概ね順調な水準である。通期も好業績が期待される。

 株価は2600円を挟むレンジで三角保ち合いの形だ。ただし26週移動平均線を回復して上値を窺う動きを見せている。好業績を評価して上放れが期待され、15年7月高値3025円を目指す展開だろう。

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