【材料でみる株価】神栄は5日続伸、ロケット関連を材料視して動意

材料でみる株価

■好材料相次ぎ上値を試す展開

 神栄<3004>(東1)は21日、24円高の153円まで上げて5日続伸している。10月14日発表したJAXAとの共同研究がロケット関連銘柄として材料視されたようだ。そして10月20日には17年3月期第2四半期累計の利益予想の増額修正も発表した。好材料が相次いで上値を試す展開となりそうだ。

■17年3月期第2四半期累計利益増額も発表

 10月14日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が募集する研究提案に、子会社で各種センサ・計測器を製造販売する神栄テクノロジーが応募した「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化技術の研究」が選定されたと発表した。惑星探査機への搭載が可能となるように小型・軽量化した計測器の開発に向けた研究である。

 さらに10月20日には17年3月期第2四半期累計連結業績予想の修正を発表した。前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は1億31百万円減額して前年同期比12.1%増の235億68百万円だが、営業利益は1億49百万円増額して同3.1倍の3億99百万円、経常利益は90百万円増額して同2.2倍の2億40百万円、純利益は38百万円増額して同7.3倍の1億38百万円とした。電子関連事業で中国向け空気清浄機用途のホコリセンサの受注が堅調だった。食品関連事業でも冷凍食品分野が順調に推移した。通期予想は不透明感が強いとして据え置いた。

 株価はロケット関連を材料視して動意づき、10月17日に142円まで急伸する場面があった。その後も終値ベースでの水準を切り上げ、21日は24円高の153円まで上げて5日続伸している。週足チャートで見ると110円台でのモミ合いから上放れの形となり、戻りを押さえていた52週移動平均線を突破した。第2四半期累計の利益増額修正も好感して上値を試す展開となりそうだ。

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