東京ガスの第2四半期は円高でガス原料費が減り連結純利益予想を260億円に上方修正

■今期通期業績予想を据置き

 東京ガス<9531>(東1)は、第2四半期連業績予想の修正を発表した。

 従来予想に対して売上高は20億円下回って7070億円(前回予想比0.3%減)、営業利益は130億円上回って360億円(同56.5%増)、経常利益は140億円上回って340億円(同70.0%増)、四半期純利益は110億円上回って260億円(同73.3%増)とした。これにより、各減益率は営業利益が81.3%減から68.2%減に、経常利益が81.3%減から68.2%減に、四半期純利益が81.4%減から67.7%減に縮小する見通しとなった。

 為替レートが想定よりも円高だった影響で、ガス原材料の調達費用が減ったことなどが要因となった。

 今期業績見通しは、前回発表の予想値を据え置き、売上高を1兆5910億円(前期比15.6%減)、営業利益を480億円(同75.0%減)、経常利益を400億円(78.8%減)、純利益を350億円(同68.7%減)と見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る