コロナは第2四半期の黒字転換見通しなど好感され大きく出直る

株式市場 銘柄

■空調機器など好調で営業・経常・純利益とも黒字転換の見込みに

 コロナ<5909>(東1・売買単位100株)は24日、大きく出直り、11時過ぎに6%高の1105円まで上げて5月13日以来の1100円台回復となった。21日に第2四半期の業績予想(2016年4~9月累計、連結)を上方修正し、営業・経常・純利益とも黒字転換の見込みとしたことが好感されている。

 発表によると、この期は、ルームエアコンなどの空調機器の販売台数が当初見込みに比べて大きく増加し、積極的な生産対応により工場操業度が向上したほか、原価低減や経費削減の取り組みなどにより利益面も改善。営業利益は従来の3億円の赤字見通しを1.9億円の黒字に見直した。株価は2015年後半に1200円前後でもみ合っていたため、この水準まで上げれば戻り売りの圧迫が強まるとの見方がある。裏返せば、この水準までは上値余地があるともいえる。

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