ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズがアルツハイマー病研究など好感しストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■米国子会社がアメリカ国立老化研究所と調査研究契約

 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東マ・売買単位100株)は24日の後場寄り後もストップ高の1329円(300円高)をつけ、朝方からストップ高で売買をこなし急伸相場となっている。代謝物質(メタボローム)を中核とする研究開発型ベンチャーで、24日、「アメリカ国立老化研究所とアルツハイマー病におけるバイオマーカー探索プロジェクトを開始」と発表し、注目が集まった。

 発表によると、米国子会社Human Metabolome TechnologiesAmerica,Inc.(マサチューセッツ州ボストン)がアメリカ国立衛生研究所(NIH:National Institute of Health)傘下のアメリカ国立老化研究所(NIA:NationalInstitute on Aging)と、アルツハイマー病の仕組みについての調査・研究、バイオマーカー探索を共同で行う契約を締結した。NIAの臨床研究医であるMadhav Thambisetty博士の主導のもと、アルツハイマー病に関わる仕組みの解明、アルツハイマー病の発症前に病気を発見するためのバイオマーカーを発見することなどを目的に研究するという。

 東建の業績は赤字が続く見通しだが、株価は2016年2月の695円を下値として持ち直し傾向となっており、織り込み済みのようだ。年初来の高値は6月の1349円。24日はこれに急接近。上抜けば高値づかみの投資家の回転が効き出すため一段上値を狙いやすくなると注目する様子がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る