三菱自動車は後場一段高、日産自動車との提携効果に期待続く

三菱自動車 7211

■信用売り残が高水準のため買い戻しによる株高も注視

 三菱自動車<7211>(東1・売買単位100株)は25日の後場一段高の始まりとなり、取引開始後に6%高の599円(37円高)と本日の現在高値進んだ。20日、発行済み株式総数の約34%を日産自動車<7201>(東1)が取得し、会長に日産自のカルロス・ゴーン会長が就くことなどを発表。本日も協業効果などへの期待が衰えないようだ。

 この資本業務提携を受け、24日はゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に強め、目標株価は400円から690円に引き上げたと伝えられた。また、このまま株価が強い場合は信用売りを行っている投資家による買い戻しが増加することが予想され、信用売り残が高水準のため、買い戻しによる株高助長の効果は無視できないとの見方も出ている。

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