石垣食品はTPP期待に円高も加わり取引開始後に22%高

株式市場 銘柄

■決算発表後の下げが浅く材料株として注目高まる

 石垣食品<2901>(JQS・売買単位100株)は4日、再び出直リを強めて始まり、取引開始後に22%高の189円(34円高)をつけて大幅反発となっている。ビーフジャーキー輸入などの大手で、このところTPP(環太平洋経済連携協定)の恩恵を受ける銘柄として注目再燃。4日は、この一両日の円相場が米国大統領選などを要因に一時1ドル102円台の円高進行となったことも材料視されている。TPPに対する政府の積極姿勢なで材料性がある。

 第2四半期決算は10月20日に発表済みで、各利益とも赤字。しかし、株価は発表後の下げが浅く、1週間後には発表前の水準を回復。
戻り高値を更新した。

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