ユー・エム・シー・エレクトロニクスは決算好調で昨日の急落幅をほぼ取り戻す

株式市場 銘柄

■第2四半期は環境対応車向け新規案件など増加し半期としての最高益

 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>(東1・売買単位100株)は10日の後場一段と強含み、13時30分にかけて2373円(118円高)まで上昇した。9日は米大統領選の開票が進むにつれてトランプ氏優勢と伝えられて全体相場が急落。これに押されて95円安となったが、この急落幅をほぼ取り戻して出来高も増勢となっている。この日の取引終了後に第2四半期決算(2016年4~9月、連結)を発表。改めて好感された。

 11月9日の取引終了後に発表した第2四半期決算(2016年4~9月、連結)は、「車載機器」が電装化の進展による取扱製品の増加や、環境対応車向け動力系基板などの新規案件が相次いだことなどにより好調に推移し、「産業機器」が中国市場におけるスマートフォンや自動車関連での旺盛な設備投資需要を背景に増加傾向を続けるなどで、営業利益は66.3%増となり、半期での営業利益は過去最高を記録した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る