任天堂は円安に「ポケモン」新作への期待加わり出直り強める

株式市場 銘柄

■「ポケットモンスター サン・ムーン」初回出荷本数が世界で1000万本突破と伝わる

 任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は18日、続伸の始まりとなり、10時過ぎには2万6350円(300円高)前後で推移。1ドル110円台に入る円安進行に加え、ニンテンドー3DS向けの新作ゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」の初回出荷本数が世界で1000万本を突破と関連会社ポケモン(東京都港区)が17日に発表したと伝えられ、クリスマス商戦に向けた期待が強まっている。

 同社は今期の想定為替レートを上期は1ドル110円としてきたが、下期は同100円に修正した。為替相場は米大統領選でトランプ氏が当選してから急速に円安が進み、当選前の同105円前後から18日には同110円台に入った。為替がこの水準で推移するかどうかは不確定だが、通期業績の上ぶれを期待する動きが出てきた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る