帝人が顧客重視の組織再編など好感し戻り高値

株式市場 銘柄

■年初来高値の2月に比べ業績見通しが一段と明るく上値指向の期待

 帝人<3401>(東1・売買単位100株)は6日、続伸の始まりとなり、取引開始後に2239円(86円高)をつけて戻り高値を更新した。2日付で、高機能繊維事業をより特化するなど、「顧客価値の提供に最適な組織への再編」を発表。また、全体相場もNYダウの過去最高値更新などを受けて強いため、株価指数に連動運用するファンドなどによる機械的な買いも入っているようだ。

 年初来の高値は2285円(2月)。第2四半期の業績が事前の予想を上回り、この高値の頃に比べて業績見通しが一段と明るくなっているため、この高値更新に現実味が出てきたといえそうだ。

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