アーバネットコーポレーションの配当利回りは4.81%

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【利益還元に積極的な「魅力ある企業」(配当政策・配当金)】

■8日は年初来の最高値を付けたものの、約1か月ぶりで下げる

アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の8日は年初来の最高値を付けたものの、前日比1円安の374円と、約1カ月ぶりに下げた。見方を変えると、約1か月間上昇していたということである。しかも出来高を伴っていることから、腰の入った買いといえる。

 背景には、12月の中間配当9円を狙った買いがある。年間配当は18円であることから、配当利回りは4.81%と高配当といえる。

 同社は、東京23区を中心に投資用・分譲用マンション開発・販売事業を展開している。投資用マンションの需要が高水準で17年6月期第1四半期は大幅増収増益となった。通期も2桁増益予想、そして連続増配予想である。株価は11月10日から12月7日まで終値ベースで一度も下げることなく緩やかな上昇トレンドを形成した。しかし、上述しているように、8日に年初来の最高値380円を付けたものの、引けは前日比1円安で引けている。

 配当利回りを見ればわかるように、まだ割安。今後も中間配当狙いの買いは続くものと思われる。

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