【株式市場】NYダウの連日最高値など好感し日経平均は一時284円高となり食品株も上げる

株式

◆日経平均の前引けは1万9142円82銭(146円45銭高)、TOPIXは1528.43ポイント(3.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億5896万株

チャート8 12日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの3日連続最高値や円安再燃、原油高などが好感され、輸出関連株や資源関連株が上げたほか、海外勢による株価指数連動型の買い増加も言われ、明治ホールディングス<2269>(東1)が5日ぶりに反発基調となるなど、ここ人気圏外だった食品株も軒並み出直った。日経平均は9時50分にかけて284円56銭高(1万9280円93銭)まで上げ、2015年12月30日以来の1万9000円台となった。前にけも146円45銭高(1万9142円82銭)。主な株価指数はそろって高い。

 JXホールディングス<5020>(東1)が年初来の高値を更新するなど石油株が軒並み上げ、全体相場の上昇が好感されて第一生命保険ホールディングス<8750>(東1)も高値を更新。このところ逆行安が目立った食品株も軒並み上げ、キッコーマン<2801>(東1)は7%高。JFEシステムズ<4832>(東2)も高い。アイリッジ<3917>(東マ)は好業績などが好感されて急伸し、京写<6837>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は15億5896万株、売買代金は1兆6490億円。1部上場1997銘柄のうち、値上がり銘柄数は968銘柄、値下がり銘柄数は924銘柄となった。

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