平山が産業界の雇用意欲や持株会社制への移行など好感され直近高値に顔合わせ

株式市場 銘柄

■12月14日付で分割準備会社を設立し17年3月に持株会社へ

 製造請負や技術者派遣などの平山<7781>(JQS・売買単位100株)は13日、990円(34円高)まで上げて12月7日につけた直近の高値に顔合わせし、13時30分を過ぎても985円前後で強い展開になっている。来春の持株会社(ホールディングス)制への移行に向け、12月14日付で分割準備会社を設立するため期待が再燃した様子があるほか、「企業の雇用意欲衰えず、17年1~3月、鉱工業や建設業伸びる」(日本経済新聞12月13日付朝刊)などと伝えられたことに注目する様子もある。

 今期・2017年6月期の業績見通しは、売上高を前期比23%の増加、営業利益は同91%の増加を見込むなど、V字型の急回復になる見通し。研修ではカウンセリングなども含めた独自の手厚いカリキュラムを敷くなどで、その道の専門家の間で評価が高いとされており、外部向け向けの研修事業の本格化なども注目要因になる。

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