【注目銘柄】Gunosyは17年5月期第2四半期累計予想を大幅増額修正、通期も増額の可能性

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 情報キュレーションサービスのGunosy<6047>(東マ)に注目したい。12月15日、17年5月期第2四半期累計(6~11月)連結業績予想の大幅増額修正を発表した。通期も増額の可能性が高いだろう。株価は「まとめサイト」問題の連想も影響して11月の年初来高値1579円から反落したが、直近安値圏1100円台から切り返しの動きを強め急伸している。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

 17年5月期第2四半期累計の連結業績について、売上高は6億64百万円増額して36億39百万円、営業利益は3億02百万円増額して6億21百万円、経常利益は3億01百万円増額して6億20百万円、純利益は2億68百万円増額して5億44百万円とした。1ダウンロード当たりの獲得費用、新規ダウンロード数、ダウンロードしたユーザーの継続率、および1ダウンロード当たりの収益性が計画を上回って好調に推移した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比41.5%増の65億06百万円、営業利益が同53.7%増の8億64百万円、経常利益が同52.7%増の8億65百万円、純利益が同24.1%増の7億51百万円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計進捗率は売上高55.9%、営業利益71.9%、経常利益71.7%、純利益72.4%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。

 なお「まとめサイト」問題について、当社の提供する情報キュレーションサービスは各メディアと提携の上、各社から提供される記事を配信しており、自社で作成した記事は配信していないため異なるサービスと認識していると、12月7日にリリースしている。

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