極楽湯が17%高の急伸となり中国展開の拡大など好感

極楽湯

■上海市だけでも直営2店舗に続いて3店舗目の出店に

 極楽湯<2340>(JQS・売買単位100株)は19日、10時30過ぎに17%高の985円(140円高)まで上げて大きく出直り、JASDAQ銘柄の値上がり率3位に躍進した。前売買日の16日付で、中国法人が「東渡国際グループ(中国)と上海市青浦区において、温浴施設をフランチャイズ形式で出店することについて合意した」と発表。中国での展開拡大が好感されている。

 発表によると、中国では、フランチャイズとしては青島、無錫に続く3店舗目になり、上海市においても直営2店舗に続いて3店舗目の出店になる。「東渡国際グループ」は、20年に渡る様々な不動産開発経験を活かして、現在、上海市青浦区にショッピングモール「東渡蛙城」を開発しており、このショッピングモールの4階の一部及び5階に約6,000㎡の温浴施設を計画しているという。

 株価は10月に上場来の高値1474円をつけた。その後は調整基調だが、11月以降は下げ止まる展開になっており調整一巡感が出てきたとの見方がある。上場来の高値をつけた相場に続いて2段上げ相場に移行する展開をイメージする様子がある。

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