【株式市場】日経平均は反発後一進一退だが好決算株などの物色は活発

◆日経平均の終値は1万7674円39銭(68円17銭高)、TOPIXは1415.07ポイント(1.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は26億7363万株

チャート15 30日後場の東京株式市場は、今夜10時過ぎに判明する米国のGDP(国内総生産、10~12月)が意識されて午前中の円安基調が一服したことなどを要因にトヨタ自動車<7203>(東1)が次第に値を消し、大引け間際にはソニー<6758>(東1)も小安くなったため、日経平均は前日比反発だが1万7000円台後半で一進一退となった。日経JASDAQ平均は小幅続落となった。

 このため、好業績株などが個別に人気化し、昨日第3四半期決算を発表したサイバーエージェント<4751>(東1)は後場もストップ高を継続し、同じくアドバンテスト<6857>(東1)フォスター電機<6794>(東1)などが活況高。一昨日発表の青山商事<8219>(東1)は連日急伸した。また、フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)は地方創生関連としてストップ高となり、エイティング<3785>(東マ)は人気ゲームのダウンロード数増加を好感して連日急伸した。

 東証1部の出来高概算は26億7363万株(前引けは12億3286万株)、売買代金は2兆7546億円(同1兆1929億円)。1部上場1863銘柄のうち、値上がり銘柄数は1177(同1087)銘柄、値下がり銘柄数は561(同602)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は22業種(前引けは27業種)となり、値上がり率上位の業種は、水産・農林、パルプ・紙、金属製品、電力・ガス、繊維製品、保険、医薬品、ゴム製品、鉱業、などだった。

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