【株式市場】NYダウの最高値更新など好感され日経平均は年初来高値に進むがTOPIXは小安い

株式

◆本日上場の3銘柄はそろって買い気配

チャート1 21日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの4日ぶり最高値更新や円安の再燃などが好感され、トヨタ自動車<7203>(東1)などが朝から堅調に推移。日経平均は9時30分にかけて98円37銭高(1万9592円90銭)まで上げて2日連続の年初来高値更新となった。半面、TOPIXは小安く、主な株価指数では東証マザーズ指数が軟調。

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)が証券会社のォ投資判断などを受けて上げ、インタートレード<3747>(東2)は日米の株高などが追い風とされて急伸。上場4日目のシンシア<7782>(東マ)は好業績などへの評価が強くストップ高。セゾン情報システムズ<9640>(JQS)はブロックチェーンやIoT関連分野での提携などが好感されて急伸。

 21日は3銘柄が新規上場となり、グレイステクノロジー<6541>(東マ・売買単位100株)は公開価格3100円。買い気配のまま初値がつかず、前引けも5280円の買い気配。

 イノベーション<3970>(東マ・売買単位100株)も初値がつかず、前引けは公開価格2770円に対し4730円の買い気配

 セグエグループ<3968>(JQS・売買単位100株)も買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1700円に対し2890円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は10億92万株、売買代金は1兆959億円。1部上場2001銘柄のうち、値上がり銘柄数は673銘柄、値下がり銘柄数は1163銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る