上場2日目のセグエグループが初値のあとストップ高

株式市場 IPO 鐘

■セキュリティ製品などで55%増益を見込み先々への期待感が強い

 21日に新規上場のセグエグループ<3968>(JQS・売買単位100株)は22日、10時16分に5500円(公開価格1700円の3.2倍)で初値がついたあとストップ高の6500円まで上げ、後場も13時にかけてストップ高で売買をこなす展開になっている。

 ITインフラやネットワークセキュリティ製品の設計や保守サービスなどを一貫して提供し、会社発表の今期・2016年12月期の業績見通し(連結)は営業利益が前期比48.7%増の1.91億円、純利益は同55.0%増の1.53億円(1株利益は130円56銭)などと好調。ストップ高の6500円はPER49.8倍になるが、類似銘柄としてはアズジェント<4288>(JQS)がPER40倍台前半のため、好業績や先々への期待感がプレミアムとして上乗せされているとの見方が少なくないようだ。

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