セブン&アイHDは災害時のANA物資輸送支援など好感し5日ぶりに反発

セブン&アイ・ホールディングス 3382

■ANAホールディングスと「緊急時物資輸送支援に関する協定」を締結

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1・売買単位100株)は28日の後場4494円(7円高)で始まり、昨日までの4日続落から反発基調となった。28日付で、ANAホールディングス<9202>(東1)との間で「緊急時物資輸送支援に関する協定」を発表。災害発生時にセブン&アイが要請した緊急物資の輸送をANAホールディングスが優先的に受託するなどとしたため、物流面でのリスク軽減を好感する様子がある。

 発表によると、ANAホールディングスは、災害発生時、セブン&アイが要請した緊急物資の輸送を優先的に受託する。セブン&アイは、緊急物資の国内空輸を ANAHD に依頼し、輸送物が災害支援用の無償提供物である場合、ANAホールディングスは無償で輸送協力をおこなう。また、災害支援用の店舗商品を輸送する場合には、ANAホールディングスは割引運賃にて輸送協力をおこなう。

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