酒井重工は建設機械出荷額16カ月ぶりプラスなど好感され7%高

株式市場 銘柄

■トランプ氏の積極財政や東京五輪に向けたインフラ整備にも期待強まる

 道路建設機械の大手・酒井重工業<6358>(東1・売買単位100株)は28日の後場、7%高の330円(23円高)で始まり、大きく出直る相場となっている。11月の建設機械出荷額(日本建設機械工業会発表)が前年同月比1.2%の増加となり、「16カ月ぶりにプラスに転じた」(日本経済新聞12月28日付朝刊)と伝えられたことが寄与したようだ。

 今年・2016年の相場は10月まで150円台から200円前後の間で底練りが続いたが、米次期大統領選でトランプ氏が当選し円安が再燃するとともに上値を追い始めて年初来高値を更新し、12月9日に352円まで上げた。17年以降は、トランプ氏の積極財政や東京五輪に向けたインフラ整備などに期待して注目する様子がある。

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