【注目銘柄】TOKYO BASEは調整一巡して上値試す、17年2月期大幅増収増益予想を見直し

注目銘柄

 日本発ブランドを世界に発信するファッションカンパニーTOKYO BASE<3415>(東マ)に注目したい。17年2月期は大幅増収増益予想である。株価は10月の上場来高値から反落したが、調整一巡して上値を試す展開だろう。

 17年2月期連結業績予想(4月13日公表)は、売上高が前期比32.5%増の80億65百万円、営業利益が同36.3%増の9億円、経常利益が同38.0%増の8億93百万円、純利益が同38.3%増の5億98百万円としている。

 主力のセレクトショップ「STUDIOUS業態」における新規出店効果、および前期から開始したグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」業態の収益化などで、大幅増収増益予想である。なお17年4月には香港「コーズウェイベイエリア」に路面店を出店予定である。

 株価は10月の上場来高値2599円から利益確定売りで反落し、上値を切り下げる形となったが、12月8日の直近安値1650円から切り返しの動きを強めている。12月28日には2077円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。調整一巡し、17年2月期大幅増収増益予想を見直して上値を試す展開だろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る