【株式市場】好業績株など強く日経平均は一時153円安だがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9067円74銭(77円40銭安)、TOPIXは1513.06ポイント(5.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億669万株

チャート14 今年最後の取引となった30日(金)前場の東京株式市場は、NY株式が2日続けて軟調小動きだったことなどが様子見気分を招き、日経平均は9時30分過ぎに153円55銭安(1万8991円59銭)まで下押した。しかし、キヤノン<7751>(東1)が程なく上値を追い始め、トヨタ自動車<7203>(東1)は高安を繰り返した後強含むなど、主力株の一角が堅調。日経平均も次第に持ち直して前引けは77円40銭安(1万9067円74銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 東芝<6502>(東1)が8日ぶりの反発となり、一六堂<3366>(東1)は30日発表の四半期決算を好感する形で急伸し、アルテック<9972>(東1)は11月決算に期待とされて急伸。タカタ<7312>(東1)は2日連続ストップ高。リファインバース<6531>(東マ)が業績拡大期待などから出直りを強め、12月21日上場のセグエグループ<3968>(JQS)は上場来の高値を更新。

 東証1部の出来高概算は8億669万株、売買代金は7361億円。1部上場2003銘柄のうち、値上がり銘柄数は700銘柄、値下がり銘柄数は1169銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る