【銘柄フラッシュ・大納会】マイネットが急伸しフォーカスシステムズなどサイバーセキュリティ銘柄が活況高

 30日は、東芝<6502>(東1)が1週間で5割近く急落したことなどから8日ぶりの反発となり9.4%高。タカタ<7312>(東1)は昨日に続きエアバッグの不具合問題を巡る米司法省との和解観測報道を契機に期待が強まり2日連続ストップ高の21.2%高。enish(エニッシュ)<3667>(東1)はスマートフォンゲーム「ドラゴンタクティクス」売却などが好感されて6.5%高。フォーカスシステムズ<4662>(東1)はサイバー攻撃対策などで米社などとの提携が厚いとされ、米大統領選を巡るロシアのサイバー攻撃疑惑に端を発した米政府の姿勢などに期待が強まり5.6%高。イオンファンタジー<4343>(東1)は年末年始の近場のレジャー需要への期待などから4.9%高の高値引け。

 マーキュリアインベスト<7190>(東2)は1月1日付で株式3分割を行ない、新たな投資家層の流入に期待とされて12.0%高。フュートレック<2468>(東2)は提携先のウェアラブル翻訳デバイス開発と1月発表予定が好感されて11.3%高。リスクモンスター<3768>(東2)は業績上ブレ期待などから後場一段高の8.8%高となり高値更新。

 マイネット<3928>(東マ)は前出enish(3667)からヒットゲーム「ドラゴンタクティクス」買収などが好感されてストップ高の23.0%高。オウチーノ<6084>(東マ)は前クックパッド<2193>(東1)社長の穐田誉輝(あきたよしてる)氏がみんなのウェディング<3685>(東マ)にもTOBを掛けたことなどが思惑を呼び14.6%高。

 アイフリークモバイル<3845>(JQS)は引き続き中国の映像・VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)会社のVRコンテンツを「第3回ウェアラブルEXPO」(2017年1月18日~20日、東京ビッグサイト)で公開するとの発表に期待が衰えず大幅続伸の17.4%高。12月21日上場のセグエグループ<3968>(JQS)は業績が好調で国際的なサイバー攻撃時代の到来が追い風との見方で関連株が高く割り負け感もあり15.7%高と上場来の高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る