【株式市場】円高基調に振れたため日経平均は軟調だがTOPIXや新興市場指数は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9544円70銭(49円46銭安)、TOPIXは1555.05ポイント(0.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億84万株

チャート11 5日(木)前場の東京株式市場は、為替が円高基調に振れたため、昨日のほぼ全面高相場の反動もあってトヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調になったが、NYダウは2日続伸となったため全体に底堅く、日経平均は55円70銭安(1万9538円46銭)を下値に高安77円幅で一進一退となった。前引けは49円46銭安(1万9544円70銭)。ただ、TOPIXは堅調で東証2部指数、マザーズ指数なども高い。

 カワチ薬品<2664>(東1)が月次動向などを好感する形で昨年来の高値を更新し、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)も業績好調の観測などが言われて出直りを拡大。リネットジャパン<3556>(東マ)は廃家電や貴金属回収事業が小池東京都知事の回収貴金属資源による五輪メダル製造構想に乗るとされて活況高2日連続ストップ高。ユビキタス<3858>(JQS)は米ラスベガスで開催されている世界最大の化でエレクトロニクス展示会でAI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)がキーワードとされて連想買いが入ったとされ活況高。

 東証1部の出来高概算は10億84万株、売買代金は1兆1337億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は920銘柄、値下がり銘柄数は936銘柄となった。

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