トランプ氏が名指しで非難のトヨタ自動車は朝安のあと持ち直す

■メキシコ新工場計画に「アメリカ国内で生産しなければ高い関税を払え」

 トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は6日、朝方の6830円(219円安)を下値に持ち直し、10時20分にかけては6934円(115円安)前後まで回復している。同社のメキシコ新工場計画について、米国の次期大統領トランプ氏が「ツイッターに書き込みを行い、アメリカ国内で生産しなければ、高い関税を払うよう強く求め、日本の自動車メーカーにも批判の矛先を向けた」(NHKニュースWeb1月6日4時15分)と伝えられた。

 メキシコには日産自動車<7201>(東1)ホンダ<7267>(東1)マツダ<7261>(東1)のほかデンソー<6902>(東1)、緩衝材のJSP<7942>(東1)などの部品大手も拠点を置いている。トランプ氏が大統領に就任する1月20日以降、NAFTA(北米自由貿易協定)についてどのような姿勢を取るかも注視されている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る