TOKYOBASEが上場来の高値、業績見通し増額など好感

株式市場 銘柄

■日経平均銘柄一服の中で荷もたれ感のない好業績銘柄として注目集める

 「日本のファッションを世界に発信するTOKYOBASE<3415>(東マ・売買単位100株)は11日、10時を過ぎて11%高の2690円(269円高)前後で推移。大幅続伸となって上場来高値を更新している。10日の正午前に2017年2月期の第2四半期決算(3~11月)と通期見通しの増額修正を発表し、この日の大引けは12%高。本日も好業績への期待が衰えないようだ。

 発表によると、インターネット販売などが好調で、固定費も当初予想を下回っていることなどを要因に、2月通期の営業・経常・純利益の見通しを各々従来予想比3割増額し、純利益の見通しは7.88億円(前期比82%増)、1株利益は59円01銭とした。

 2015年9月に株式を上場して以来の高値を約3ヵ月ぶりに更新した。株価2700円でのPERは40倍を上回るが、日経平均構成銘柄に上げ一服感が出てきた中では荷もたれ感のない好業績銘柄として注目されている。

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