ヨシムラ・フード・ホールディングスの第2四半期は、M&Aによる事業拡大や楽陽食品の取組が奏功し増収大幅増益

■食品関連の中小企業をM&Aで支援・活性化するビジネスモデルを展開

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東2)の第2四半期は、M&Aによる事業拡大や楽陽食品の取組が奏功したことで増収大幅増益となった。

 17年2月期第2四半期連結業績は、売上高116億04百万円(前年同期比21.7%増)、営業利益4億02百万円(同43.5%増)、経常利益4億23百万円(同50.5%増)、純利益2億63百万円(同43.4%増)であった。

 同社は、食品関連の中小企業をM&Aで支援・活性化するビジネスモデルを展開している。平成28年7月にゼリーの製造販売をおこなう純和食品、9月に清 酒の製造販売をおこなう榮川酒造およびチルド・冷凍の畜肉加工品を製造販売するエスケーフーズを新たに 傘下に収めている。

 セグメント別の業績は、製造事業は、売上高は83億64百万円(同28.5%増)、セグメント利益は5億10百万円(億30.8%増)であった。

 販売事業は、売上高32億39百万円(同7.2%増)、セグメント利益は1億58百万円(同36.6%増)。

 通期連結業績予想は、売上高165億85百万円(前期比29.2%増)、営業利益4億08百万円(同24.6%増)、経常利益4億10百万円(同25.0%増)、純利益2億39百万円(同48.1%減)を見込む。なお、最終利益が大幅減益となるのは前期に収容保証金として5億15百万円等を特別利益として計上した影響による。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る