ベイカレントコンサルティングがストップ高、未定だった期末配当の発表など好感

株式市場 銘柄

■「トランプ砲」続くようなら日系企業から需要増加の見方も

 官公庁や幅広い業界の代表的企業に実績のあるベイカレントコンサルティング<6532>(東マ)は16日、買い気配のままストップ高の1086円(150円高)に達し、10時にかけてまだ売買が成立していない。13日の取引終了後に第3四半期決算(2016年3~11月)を発表し、これまで未定としていた17年2月期末配当を1株当たり30円の見込みとしたことなどが好感され、買いが集中した。

 第3四半期決算(2016年3~11月、国際会計基準)は好調で、売上収益が前年同期比12%増加し、税引き前利益は同48%増加した。2月通期の予想は据え置いたが、株式市場関係者の中には、米トランプ次期大統領に名指しで取り上げられたトヨタ自動車<7203>(東1)のように、日系企業に対する「トランプ砲」が今後も続くようなら、企業戦略などに関する需要の増加が見込めるとして来期以降に期待する雰囲気がある。

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