【株式市場】NYダウ3日続落など影響し日経平均は一時187円安のあとも重い

株式

◆日経平均の前引けは1万9111円90銭(175円38銭安)、TOPIXは1531.94ポイント(12.95ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億1395万株

チャート14 16日(月)前場の東京株式市場は、為替の円高基調や前週末のNYダウ3日続落(5.27ドル安の1万9885円73銭)などが影響し、自動車株や電機・精密株などに軟調な銘柄が目立ったほか、鉄鋼株、大手不動産株なども軟調で、日経平均は取引開始から反落模様で始まり、前引け間際には一時187円22銭安(1万9100円06銭)まで下押した。前引けも175円38銭安(1万9111円90銭)。ただ、日経JASDAQ平均は小高い。

 中で、大塚ホールディングス<4578>(東1)は米国子会社が好調なためトランプ氏の企業・業界攻撃の標的になりにくいとの見方があり逆行高。フォーカスシステムズ<4662>(東1)は株主優待の導入などが好感されて活況高。日本和装ホールディングス<2499>(東2)Gunosy<6047>(東マ)は業績予想の増額などが好感されて急伸。のベルグアース<1383>(JQS)はタイ国の財閥大手との提携を好感する相場が衰えず急伸。

 東証1部の出来高概算は7億1395万株、売買代金は8821億円。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は322銘柄、値下がり銘柄数は1578銘柄となった。

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