山王が4日連続でストップ高、水素製造技術の特許取得を好感

株式市場 銘柄

■3期ぶりに黒字転換の見込みで2件の特許に好反応

 電子部品の金メッキなどの大手・山王<3441>(JQS)は18日、朝方から買い気配のまま4日連続ストップ高買い気配、前場は売買が成立しなかった。1月12日の夕方、東京工業大学と共同開発した「金属複合水素透過膜とその製造方法」に関する特許を2件取得と発表。期待が衰えないようだ。

 今期・2017年7月期の業績は3期ぶりに黒字転換の見込みを打ち出しており、好材料に対する反応が大きくなりやすいとの見方もある。2016年9月に行った決算説明会の資料には、平成29年7月期の配当予想について、無配(予定)だが収益力回復が軌道に乗り次第、株主還元も検討、としており、17年は業績回復相場が強まる可能性に期待する様子がある。

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