【業績でみる株価】ゲンダイエージェンシーは17年3月期第3四半期累計が2桁増益で通期予想を増額修正

業績でみる株価

■一時ストップ高

 折り込みチラシなどの広告事業を主力とするゲンダイエージェンシー<2411>(JQ)に注目したい。1月20日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は2桁増益だった。そして通期予想を増額修正した。23日の株価は一時ストップ高して高値を更新。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.6%減の123億47百万円、営業利益が同17.5%増の10億71百万円、経常利益が同18.1%増の10億85百万円、純利益が同31.5%増の7億28百万円だった。

 パチンコホール業界の収益は依然として厳しい状況のため減収だったが、インターネットメディア拡販や異業種プリンティング事業拡大などの収益構造転換策、収益性改善のための固定費抑制が奏功して2桁増益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高を12億円増額して16年3月期比6.6%減の158億円、そして営業利益を2億80百万円増額して同15.6%増の13億20百万円、経常利益を2億80百万円増額して同16.9%増の13億20百万円、純利益を2億円増額して同83.6%増の9億円とした。

 大手顧客を中心とする広告需要は引き続き低調だが、営業強化などで広告事業の受注減少を最小限に食い止めることができたため売上高を増額した。また自社メディアである「パチ7」等の販売が堅調に推移して押し上げ要因となる見込みだ。

 なお1月20日にはシンガポール子会社設立も発表している。東南アジアのゲーミング業界への参入を図る方針だ。

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