【株式市場】NYダウ最高値など好感し北米景気敏感株を中心に上げ日経平均は一時345円高

株式

◆日経平均の前引けは1万8994円33銭(206円34銭高)、TOPIXは1518.36ポイント(12.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億603万株

チャート15 25日(水)前場の東京株式市場は、米トランプ新大統領が米国・カナダ間の石油・ガスパイプライン建設の大統領令に署名し社会基盤整備に動き出したとの見方などからNYダウが約3週間ぶりに史上最高値を更新したことなどが好感され、コマツ<6301>(東1)が12月につけた昨年来の高値に迫るなど、北米景気敏感株を中心に全般強調相場になった。日経平均は朝方に345円19銭高(1万9133円18銭)まで上げ、前引けも206円34銭高(1万8994円33銭)と3日ぶりの反発基調。東証2部指数、マザーズ指数なども高い。

 トランプ大統領が自動車業界を名指しで非難したと伝わったが、北米地域への依存度が高い富士重工業<7270>(東1)も含めて全面高。鋼材需要の増加などが意識されてJFEホールディングス<5411>(東1)が昨年来初の2000円乗せなど鉄鋼株も高く、ストライク<6196>(東マ)は将来東証1部を目指す目的で立会い外分売を発表し急伸。日本ライトン<2703>(JQS)は台湾本社が「iPhone」(アイフォーン)次期新製品に納入との観測などが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は10億603万株、売買代金は1兆1183億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1435銘柄、値下がり銘柄数は419銘柄となった。

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