ダブル・スコープはリチウムイオン電池セパレータ量産稼働など好感し戻り高値

株式市場 銘柄

■生産ラインの設備増強を推進中

 リチウムイオン電池素材の大手ダブル・スコープ<6619>(東1)は27日の後場、9%高の1849円(151円高)で始まり、前場に続いて戻り高値を更新して推移。26日付で、セパレータ生産設備第5号ラインの量産移行完了と量産稼働の開始を発表。好感買いが活発化している。

 発表によると、同社グループでは、上記の第5号生産ラインに加え、同社第三世代の生産ラインになる第8~11号の4本で生産ラインの設備投資を進行させている。これらがすべて稼働した場合、平成27年末時点の生産能力に対し、平成29年末には約70%、平成30年末には約150%の能力増強になると想定している。また、第3・4号コーティングセパレータ生産設備についても進行させており、これらが稼働した場合、平成27年末時点の加工生産量能力に対し、200%以上の能力増強になると想定しているという。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る