イワキが連日の昨年来高値、新社長体制や全社的株式報酬制度などに期待強まる

株式市場 銘柄

■連日の高値更新でも引き続きPERやPBR割安

 イワキ<8095>(東1)は30日、連日の昨年来高値更新となり、朝方に297円(12円高)をつけて10時30分現在も11円高前後となっている。1月12日の前期決算発表を契機に動意を活発化させており、その後、社長交代や取締役向け株式報酬制度の導入、従業員持ち株会を応用した従業員インセンティブ・プラン「ESOP」の導入を発表し、新たな経営方針や株式に対する意識の強まりなどに期待が広がる形になっている。株価はこのところ上昇ピッチを強めているが、それでもPERは12倍前後、PBRは0.6倍台のため割安さが目立つ。

 同社は1月24日、代表取締役の異動を発表し、2月24日付で岩城修代表取締役社長が代表取締役会長に就き、岩城慶太郎代表取締役副社長が代表取締役社長に就任すると発表した。2016年1月に策定したグループ中長期ビジョンや新中期経営計画を実現するため、経営体制の一層の強化・充実を図るとした。

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