テセックが業績予想の大幅増額など注目され2011年以来の高値

株式市場 銘柄

■高付加価値製品が予想以上に増加し営業利益は従来予想を2.8倍に引き上げる

 半導体測定装置などのテセック<6337>(JQS)は1日の後場も2011年以来の高値水準で強い展開を続け、13時30分にかけては12%高の995円(105円高)前後で推移。31日の取引終了後に第3四半期決算(2016年4~12月・連結)を発表し、3月通期の業績・配当予想を増額修正。営業利益は従来予想を2.8倍に引き上げたことなどに驚愕する様子がある。PBRは0.7倍台のため割安感が強く上値を追いやすいようだ。

 発表によると、売上高はファウンドリーや半導体メーカーが製造装置への設備投資積極化する中でおおむね計画通りに推移し、利益面ではパワーデバイス用テスタなどの高付加価値製品が予想以上に増加。3月通期の連結純利益は従来予想の0.8億円を2.6億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は46円03銭。前期比では各利益とも大幅な黒字転換になる。

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