任天堂はスマートフォン向けゲームが好感され大幅反発

株式市場 銘柄

■決算発表前の水準を上回り業績面での不透明感は織り込まれたとの見方

 任天堂<7974>(東1)は3日の後場も大幅反発相場を続け、13時30分にかけては2万3750円(1230円高)前後で推移。売買代金ランキングも東証1部銘柄の3位前後に進んで活況となっている。2月2日付で、スマートフォン向けに「歴代の英雄と共に戦うロールプレイングシミュレーション『ファイアーエムブレム ヒーローズ』配信開始!」と発表し、材料視されている。

 発表によると、このゲームは、歴代の英雄と共に世界を救うロールプレイングシミュレーション。第1作は1990年にファミリーコンピュータ向けに登場し、シリーズが大人気になった実績がある。

 株価は、1月31日に第3四半期決算を発表した後に直近の安値2万2005円(2月1日)をつけたが、3日はこの決算発表前の水準(1月30日の終値2万3565円)を上回ったため、業績面での不透明感は織り込まれたとの見方が出ている。

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