三洋貿易の9月期第1四半期は増収増益、6.0%経常増益で着地

■上期計画に対する経常利益の進捗率は75.6%に

 三洋貿易<3176>(東1)は7日、17年9月期第1四半期連結業績及び三洋テクノスによる古江サイエンス(東京都新宿区)の子会社化を発表した。

 売上高は前年同期比2.4%増の167億84百万円、営業利益は同0.5%増の13億18百万円、経常利益は同6.0%増の14億74百万円、四半期純利益は同4.9%増の9億円だった。なお、上期計画に対する第1四半期経常利益の進捗率は75.6%に達した。

 各事業の取組みを見ると、化成品では、ゴム関連商品は、主力の自動車や家電・情報機器向けの合成ゴムや副資材が特に好調であった。化学品関連商品は香料や医薬関連商品の輸入・染料販売が堅調に推移した。また、新たに連結子会社となったソートの業績も寄与した。
 
 機械資材では、産業資材関連商品は、シート用部品等の自動車内装用部品が引き続き好調を維持している。機械・環境関連商品は、バイオマス関連設備の納入が実現し、増収増益となった。科学機器関連商品は、表面物性測定装置や摩擦摩耗試験機等の分析・試験機器が好調であった。
  
 海外現地法人では、Sanyo Corporation of Americaはモーター等の自動車用部品の販売が業績を牽引し、三洋物産貿易(上海)有限公司は、は接着剤の販売が大きく伸長し、業績は順調に推移した。

 17年9月期の見通しは、売上高は670億円(前期比11.8%増)、営業利益は42億円(同3.6%増)、経常利益は43億50百万円(同1.8%増)、純利益は27億90百万円(同1.2%増)としている。

 また、同日、三洋テクノスによる古江サイエンスの子会社化を発表した。

 古江サイエンスは老舗のマイクロポンプ専業メーカーで、汎用品はもとよりカスタマイズ品への対応力・技術力に優れ、理化学機器の技術ノウハウを有している。三洋貿易科学機器事業部傘下の三洋テクノスとの事業シナジーが見込まれることから、グループ全体の企業価値向上に寄与するものと判断したとしている。株式譲渡実行日は2017年2月28日を予定。

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