不二製油Gは第3四半期までの進ちょく率が高く今世紀に入っての高値に迫る

株式市場 銘柄

■純利益は通期予想額の96%を確保

 不二製油グループ<2607>(東1)は9日、急伸の始まりとなり、10時にかけては2360円(130円高)前後で推移。今世紀(2000年)に入っての高値2394円(17年1月11日)に迫っている。8日の取引終了後に第3四半期の連結決算(2016年4~12月)を発表し、経常利益が前年同期比52%増加するなど好調。3月通期の予想は据え置いたが、第3四半期までで通期予想の86%を確保するなど、進ちょく率の高さが注目されている。

 4~12月の営業利益は前年同期比25%増加し、通期予想の80%を確保、純利益は同じく96%を確保した。この決算を受け、9日は、野村證券が目標株価を2300円から2700円に引き上げたと伝えられた。

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