JFEシステムズは株式会社ユニリタとビジネスパートナー基本契約を締結

■帳票作成から帳票保管までの一連のラインナップを取り揃え、電子帳簿保存法申請のニーズに対応

 JFEシステムズ<4832>(東2)と株式会社ユニリタ(本社:東京都港区)は、ビジネスパートナー基本契約を締結し、従来の協業体制をさらに強化した。

 協業により、「ユニリタ製品による帳票作成」、「JFEシステムズ製品による帳票保管」を連携することで早期にかつ、親和性が高いシステムを構築することが可能となった。

 企業が取引先に配布している納品書、請求書などの控えは出力し、紙保存されているケースが多い状況だが、電子帳簿保存法に則った申請により、出力コストの削減、業務効率化に寄与することができる。電子帳簿保存法の申請は、国内において既に累計で170,000件を超える承認実績があるが、近年は企業の「働き方改革」や「ペーパーレス化」も後押しし、年間10,000件以上のペースで増加しており、市場の拡大が見込まれる。

 こうしたニーズに対応するため、JFEシステムズは、自社製品である電子帳票システム「FiBridge(R)Ⅱシリーズ」に加え、ユニリタの帳票製品(帳票作成システム「DURL(R)」「XRF(R)」、出力管理システム「BSP-RM(R)」)の取扱いを開始した。帳票作成から帳票保管までの一連のラインナップを取り揃え、電子帳簿保存法申請のニーズに対応。

 なお、ユニリタにおいても「FiBridge(R)Ⅱシリーズ」との連携・販売実績は多数多数あったが、JFEシステムズ製品販売における代理店契約を締結し、相互に取り扱うことでユニリタの帳票製品の拡張提案としてのさらなる展開が期待される。

 今回の協業において、既存顧客へのマイグレーション提案、新規顧客へのトータル帳票ソリューションの展開を図る。

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