アドアーズの第3四半期は増収大幅増益で黒字転換

■商業施設建築事業の売上が大幅に伸びたことで、総合エンターテイメントの減収をカバー

 アドアーズ<4712>(JQS)の第3四半期は増収大幅増益で黒字転換となった。

 今17年3月期第3四半期連結業績は、売上高167億19百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益6億23百万円(同28.7%増)、経常利益5億36百万円(同27.6%増)、純利益2億38百万円(前年同期△4億15百万円)と微増収ながら大幅増益。

 売上高については、商業施設建築事業の売上が大幅に伸びたことで、総合エンターテイメントの減収をカバーしたことで全体では増収となった。

 利益面については、総合エンターテイメントが減収ながら2ケタ増益となったことに加え、商業施設建築事業が黒字化したことで大幅増益となった。純利益については、投資有価証券売却益1億21百万円が特別利益として計上されたことから増益幅はさらに拡大した。

 第3四半期のトピックスとしては、平成28年12月14日にインバウンド需要の取り込みに向けた集客施策の一環として同社初となる外貨両替所「ADORES EXCHANGE Akihabara」を開設した。同16日には、VRアトラクション常設型のVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」を新設した。また、不動産事業では、子会社のキーノートが展開する一戸建分譲部門において、10月20日に「千里中央営業所」を設けるなど事業拡大のために積極的に取り組んでいる。

 今17年3月期連結業績予想は、売上高220億円(前期比1.8%減)、営業利益8億円(同38.2%増)、経常利益7億円(同37.9%増)、純利益3億円(前期△12億41百万円)と減収ながら大幅増益で黒字転換を見込む。

 配当については、前期比1円増配の2円を見込む。

 なお、10日開催の取締役会で、100%子会社である株式会社ブレイクの全株式を、株式会社フォーサイドに譲渡することを決議し、譲渡益を特別利益として計上することも発表した。譲渡益1億99百万円は、通期業績予想に計上される見込み。通期連結業績にあたえる具体的な影響に関しては、詳細が判明次第速やかに公表するとしている。(TA)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る