アルプス電気は連日高値、米国でアップルが上場来の高値に迫り連想買い

株式市場 銘柄

■第3四半期決算は減益だったが株価は強く買い戻しの動向も注視

 アルプス電気<6770>(東1)は14日、5日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に3465円(110円高)をつけて2017年に入っての高値を連日更新した。スマートフォン部品などで取引先の米アップルの株価がは一時1.70ドル高(133.82ドル)まで上げて上場来高値134.54ドル(2015年4月28日)に迫ったと伝えられ、関連人気が波及したとの見方が出ている。

 1月27日に発表した第3四半期決算(2016年4~12月)は減益だったが、想定内との見方があり翌日の株価は2%高。その後も断続的に上値を追う展開になっている。信用売り残が高水準で買い残の1.5倍に近い額のため、将来的には買い戻しが株高を助長する可能性があるとして注目する様子がある。

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