【株式市場】海外から円高に転じ日経平均は一時177円安まで下押すが好業績株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9318円36銭(119円62銭安)、TOPIXは1547.62ポイント(6.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億883万株

チャート9 16日(木)前場の東京株式市場は、海外市場から円高基調に転じたことなどが影響し、日経平均は朝から弱もみ合いになり、10時50分過ぎからは株価指数先物への大口売りが言われて一段安の177円74銭安(1万9260円24銭)まで下押した。前引けも119円62銭安(1万9318円36銭)。一方、東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均は高い。

 東洋ゴム工業<5105>(東1)が業績底入れの期待などから大幅続伸となり、シュッピン<3179>(東1)は株主優待の発表などが好感されて急伸。あじかん<2907>(東2)は業績好調などが好感されて連日高値。アドベンチャー<6030>(東マ)は航空チケット予約サイトの月間取り扱い高の過去最高などが好感されて急伸。

 本日上場の日宣<6543>(JQS・売買単位100株)は広告・セールスプロモーション事業などを展開し、前場は公開価格1600円を70%上回る2720円の買い気配となり、まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は10億883万株、売買代金は1兆1517億円。1部上場2001銘柄のうち、値上がり銘柄数は674銘柄、値下がり銘柄数は1172銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る