ジョイフル本田が上場来の高値、テレビ番組で採り上げられ騰勢強まる

株式市場 銘柄

■PERは20倍を超えるがもみ合い放れ相場に発展する期待

 北関東が地盤のホームセンター、ジョイフル本田<3191>(東1)は20日、9時30分に3335円(100円高)まで上げ、2014年に上場して以来の高値を更新した。

 2月10日以降、安かった日が一日しかない連騰相場が続いており、フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東1)のフジテレビの番組「ONE hour Sense(1Hセンス)」2月12日夜放送)で同社の千葉ニュータウン店が採り上げられたとされており、これを機に注目する動きが強まったとの見方が出ている。

 第2四半期決算(16年6月21日~12月20日累計)は2月3日に発表済みで、営業利益は前年同期比16%の減少だった。しかし、6月通期の見通しは据え置き、前期比9%の増加を見込む。純利益は同14%増、予想1株利益は120円13銭。PERは20倍を超えるが、ここ3カ月ほど続く高値圏でのもみ合いを抜け出してきたため、いわゆるもみ合い放れ相場に発展する期待もある。

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