デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は出直り拡大、視神経炎治療薬に関する契約など好感

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■2月初旬の急伸に続く2段上げ相場に発展するか注目集まる

 医薬品研究開発ベンチャーのデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576>(JQG)は20日、10時20分にかけて9%高の673円(58円高)前後となり、3日続伸基調の出直り拡大となっている。子会社・日本革新創薬が、名古屋大学発の創薬・バイオベンチャー企業で神経変性疾患治療薬の開発を行う株式会社アイ・エヌ・アイ(INI)から視神経炎治療薬に関する実施許諾を受ける契約を結んだと2月17日に発表。期待が集まった。

 2月初旬には、DWTIが創製した緑内障治療剤に関するライセンス付与契約の発表が材料視されて3日連続ストップ高をはさむ急伸相場を演じたばかり。この急伸は410円前後(2月2日)から765円(2月8日)まで87%高となり、その後の調整局面では540円まで下げ、急伸幅の3分の2押しに迫る水準で下げ止まる形になった。急伸相場によくある調整としては順当な水準で下げ止まったとされており、テクニカル的によく見られる2段上げ相場に発展するか注目されている。(HC)

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