ラクーンが運営するクラウド受注・発注システム「COREC」のユーザー数が10,000社を突破

■「Paid」と連携したことと、有料プランの料金を改定ことでユーザー数増加

 ラクーン<3031>(東1)が運営するクラウド受注・発注システム「COREC(コレック)」は、ユーザー数が10,000社を突破(バイヤー6,880社、サプライヤー3,170社)した。

 CORECは業種問わず、すべての企業間取引における注文のやり取りをWeb上で一元管理できるシステム。企業間取引における受発注の方法は、FAXや電話などIT化が進んでいない環境も多く、相変わらず手間や時間のかかる作業となっている。ところが、CORECを使えば誰でも簡単に手間なくWeb上で受発注を行うことができる。

 ユーザー数増加の要因として、ラクーンが運営しているBtoB 掛売り・請求書決済代行サービス「Paid(ペイド)」と昨年7月に連携したことと、昨年11月からのサプライヤー(受注する方)の有料プランの料金を改定したことが挙げられる。Paidとの連携によって、サプライヤーはCORECの受注データをボタンひとつでCSVファイルにダウンロードし、Paid側に取り込むことができる。Paidで受注内容を登録する手間がなくなるため、Paidを利用するユーザーが受発注にCORECを利用する、という事例が増えている。

 サプライヤーの有料プランの料金改定については、より多くの企業がCORECの全機能を活用できるように、有料プランの料金を9,800円から1,980円/月(税別)に変更した。これにより大小の規模問わずさまざまな企業の利用が増えている。

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