ショーケース・ティービーがフィンテック企業との協業など好感し戻り高値

株式市場 銘柄

■子会社とベリトランスとの協業を発表し最高益の好業績など見直す

 WEB最適化クラウドサービスなどのショーケース・ティービー<3909>(東1)は20日、11時にかけて11%高の1446円(139円高)まで上げ、10月17日以来約4ヵ月ぶりの1400円台回復となった。20日付で、フィンテック分野に特化したソリューションを提供する子会社アクルがベリトランス(東京都渋谷区、2011年にSBIホールディングスとの株式交換によりJASDAQ上場を取りやめ)と協業すると発表し、期待が集まった。

 前12月期の業績は売上高が11%増加し、営業利益などが最高を更新。今12月期は売上高を31%の増加、営業利益を21%の増加、予想1株利益は36.75円と見込むなど、一段の拡大を計画している。昨年来の高値は1604円(16年10月)。この頃よりも業績見通しが拡大したため、全体相場の動向によってはこの高値を更新しても不自然ではないとの見方が出ている。(HC)

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