【株式市場】日経平均は軟調続落だが個別物色など旺盛で日経JASDAQ平均は19日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万9254円03銭(90円12銭安)、TOPIXは1550.25ポイント(4.79ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億2603万株

チャート5 8日後場の東京株式市場は、米トランプ大統領が選挙中から北朝鮮に厳しい姿勢を示してきたことなどが言われ、引き続き様子見ムードが強く、かどや製油<2612>(東1)などが個別に一段高。日経平均は100円安(1万9240円)をはさんで一進一退を続けた。東証マザーズ指数は高く、日経JASDAQ平均は19日続伸。

 後場は、三井ホーム<1868>(東1)が国内初の木造6階建て住宅の実用化に向けて実験との報道が材料視されて後場も本日の高値圏で推移し、JALUX<2729>(東1)は大和証券が投資判断を開始とされて一段高。リアルコム<3856>(東マ)は太陽光発電施設を分譲する未上場会社の買収が言われて一段高。ジェイエスエス<6074>(JQS)は株式分割の発表が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は16億2603万株(前引けは7億9817万株)、売買代金は2兆144億円(同9156億円)。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は771(同647)銘柄、値下がり銘柄数は1073(同1174)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりした業種は、精密機器、建設、金属製品、保険、ゴム製品、サービス、その他製品、などだった。

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