メディカル・データ・ビジョンが上場来の高値を更新

株式市場 銘柄

■医療ビッグデータ関連事業が好調で最高益の見通しなど好感続く

 医療ビッグデータ利活用などのメディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は8日、続伸基調となり、10時にかけて3475円(200円高)まで上げて2016年9月につけた上場来の高値3300円を更新した。引き続き、病院や個人の許可を得て蓄積する大規模診療データベースが2月末現在で実患者数にして国民8人に1人に相当する1785万人に拡大したことなどが期待材料視されている。

 3月1日には、メディパルホールディングス<7459>(東1)グループのメディエ株式会社との協業も発表した。今期・17年12月期の連結業績見通しは純利益が13年12月期以来4期ぶりに最高を更新する見込みとする。先の12月決算発表では、昨年度までの投資優先の期間から今期は「投資回収の準備完了年」とした。収益力の拡大などが注目されている。(HC)

【お知らせ】3月15日(水)開催の弊社IRセミナーに、メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長、立花エレテック<8159>(東1)の渡邊武雄社長が登場します。

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