リネットジャパンGは西宮市や大京との提携が好感され上場来の高値に接近

株式市場 銘柄

■宅配便を活用した使用済みの小型家電リサイクル事業に評価高まる

 小型家電リサイクルなどのリネットジャパングループ<3556>(東マ)は13日、続伸となって出直りを強め、10時にかけて7%高の1396円(94円高)まで上げて上場来の高値1470円(2017年1月)に迫った。10日付で、兵庫県西宮市と使用済小型家電リサイクルに関する提携と、マンションの大京<8840>(東1)グループとの提携を発表。期待が広がっている。

 大京グループとの提携では、この春からライオンズマンションなどの約53万戸に小型家電の宅配便リサイクルを導入する。また、西宮市では、15年度から実証事業として使用済小型家電の拠点回収を実施しており、これを17年4月から市の正式なリサイクル事業として実施することとなり、宅配便を活用した使用済小型家電リサイクル事業を行っているリネットジャパンと要諦を締結したという。

 このところの株価はPER50倍前後に達するが、廃家電などから希少金属を回収して東京五輪のメダル製造に充てる小池東京都知事の「都市鉱山メダル」構想などが材料視されて強い相場になっている。(HC)

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