【引け後のリリース】サッポロHDが固定資産売却益などで純利益を黒字に修正 

引け後のリリース

■発泡酒「極ゼロ」巡る酒税の話題は引き続き期待要因に

サッポロホールディングス<2501>(東1)は5日の大引け後、2014年12月期の業績予想を見直して発表し、固定資産売却益などの特別利益などにより、これまで20億円の赤字としていた連結純利益を3億円の黒字見通しに増額した。売上高は従来予想を3.5%引き下げたが、経常利益は金融収支の改善、為替差益などにより従来予想を6.6%引き上げた。本日の株価終値は488円(2円高)となり、日経平均174円安の中で堅調だった。

同社に関する最近の話題としては、プリン体ゼロなどを実現した発泡酒「極ゼロ」の酒類区分を変更した際に国税当局に納めた納税差額約115億円を巡り、今年1月に社内検証の結果、返還を求めていると1月下旬に伝えられた。返還か否かは国税当局の動向次第になるが、特別利益に寄与する可能性のある案件として、引き続き注目する必要がありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る